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子どもたちが「水から生まれる電気」を体感

2025年8月2日

はじめに
イーエスジーテクノロジーズ株式会社は、神奈川県山北町および一般社団法人教育技術連携機構と共催し、2025年7月30日(水)に「夏休み 小水力発電見学会」を山北町パークゴルフ場にて開催いたしました。

本イベントは小学 4 年生~6 年生を対象とし、自然の水流を利用して発電する「小水力発電」の仕組みを学びながら、再生可能エネルギーへの理解を深めることを目的に実施されました。当日は子どもたちは保護者と共に楽しく学ぶ夏休みのひとときを過ごしました。

小水力発電の見どころ
見学会では、最初に自然エネルギーについて知ってもらうため、小水力発電の仕組みや災害時の電力の大切さを解説。
その後同敷地内に設置された川村用水路の農業用水を活用した「山北パークゴルフ場小水力発電所」を実際に見学しました。
子どもたちは水が流れる様子と発電システムを目の前で体感し、「滝じゃなくて水車で発電できるのを知った」「電気を大切に使うことを学んだ」といった声が聞かれました。

防災拠点としての役割
この小水力発電所は、平常時には発電した電力を東京電力に送電し、地域の低炭素化に貢献しています。
一方で災害時には独立運転に切り替え、管理棟や避難住民の携帯充電、炊飯、情報収集に活用できる非常用電源として機能します。

プロジェクトの取り組みと背景
当社は「地域に根ざした再生可能エネルギーの普及」と「災害時の安心・安全の確保」を両立する仕組みづくりを目指し、山北パークゴルフ場小水力発電所の建設に参画しました。単に事業者として収益を追求するのではなく、災害停電時に電力を地域へ無償提供できる協定を山北町と結ぶことで、地域住民に安心を届けるモデルケースとなっています。
この取り組みは、地域・行政・民間がそれぞれの利益を享受しながら再エネ導入を推進する新しい形であり、今後の地方創生とエネルギー自立の実現に向けた大きな一歩となります。

今後の展望
当社は今後も、再生可能エネルギー事業と地域連携を通じ、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
今回の見学会をきっかけに、次世代を担う子どもたちが未来のエネルギーや環境について考える一助となることを願っています。

本プロジェクト協力団体(順不同・敬称略)
神奈川県山北町
一般社団法人教育技術連携機構
一般社団法人自然エネルギー推進機構

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