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ええやん!ESGチャンネル

いまさら聞けない!?冷媒とは?

弊社の主力製品「αESG」を語るうえで欠かせないもの、冷媒。
今回はそんなキーマンである冷媒のご紹介です。

1.冷媒(れいばい)とは
冷媒とは、空調機や冷凍・冷蔵庫に使用される熱を移動させるための物質です。冷媒は圧縮・膨張を繰り返しながら、熱を吸収・放出することで、温度を調整する役割を担っています。
例えば、冷蔵庫の中が冷たく保たれるのは、冷媒が庫内の熱を吸収し、外部に排出することで実現しています。家庭用エアコンから大型の業務用冷蔵庫まで、さまざまな場面で冷媒が活躍しています。

2.主流の冷媒:フロンガス
現在、最も一般的に使われている冷媒は“フロンガス(HFCなど)“です。フロンガスは冷却性能が高く、安定した性質を持つため、幅広い用途で使用されています。 フロンガスは長年にわたり使用されてきており、技術の進化とともに冷媒の性能も向上しています。

【フロンガスの種類】

冷媒の種類

特徴

主な用途

CFC(クロロフルオロカーボン)

以前広く使われていたが、現在は禁止

家庭用冷蔵庫(旧型)、自動車用エアコン、業務用冷凍冷蔵機器

HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)

CFCより環境負荷が少ない

家庭用・業務用エアコン、冷凍冷蔵機器、業務用チラー

HFC(ハイドロフルオロカーボン)

現在主流の冷媒であり、広く使用されている

家庭用ルームエアコン、ビル用マルチエアコン、業務用冷凍冷蔵機器

3.自然冷媒の活用
近年、自然界に存在する物質を利用した自然冷媒も注目されています。自然冷媒は、さまざまな場面で導入が進められています。自然冷媒はさまざまな用途で活用されており、技術の進展により、より幅広い分野での導入が期待されています。

【代表的な自然冷媒】

冷媒の種類

特徴

主な用途

CO₂(二酸化炭素)

高い冷却能力を持つ

コンビニの冷蔵設備、ヒートポンプ

NH₃(アンモニア)

優れた冷却性能を発揮

大型冷凍倉庫、食品工場

炭化水素(プロパン・イソブタン)

エネルギー効率が高く、小型機器に適している

家庭用冷蔵庫、小型冷凍機

4.これからの冷媒技術の未来
冷媒の選択は、エネルギー効率・安全性・用途のバランスが重要です。現在、

省エネ性能の向上(より効率的な冷媒の開発)
新しい冷媒技術の開発(低GWPの代替冷媒)
冷媒管理技術の向上(適切な使用と管理)

が進められています。
今後、より幅広い選択肢が増えることで、用途や目的に応じた最適な冷媒の選択が可能となるでしょう。

とはいえ、まだまだ主流であり、多くの機器に使用されているフロンガス。
御社の空調機、冷凍・冷蔵庫にも使われていませんか?
大型・業務用であれば、弊社の省エネ製品「αESG」で削減効果があるかもしれません!

「αESG」について詳しくはこちら

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